所在地:飾磨郡夢前町
滝は高さ20m以上はゆうにある。が、季節柄水量が少ない。壺付近には花壇があり 遙拝所のようになっている。 肝心の石仏はここからは全く見えない。滝は二段になっているので、その段の所まで 行って周囲を探してみることにする。 そこから眺めると滝の落ち口よりちょっと下にそれはあった。あんなところにどうやって行けば いいのか?水量が少ないのが幸いで、とりあえず岩をよじ登っていく。 ![]() 基台からいうと7〜80cmほどの高さであろうか、不動明王の座像である。 基台の横手には『大正十年八月 建立』とある。滝の落ち口より奥へは明確な道があり、 そしてさらに大きな滝がある。この道は尾根を越えて七種の滝へと続いている。 昔は新庄の村人もこの道を利用したという。 ![]() 表紙にもどる |