真空管アンプ製作記

その3

前置きが長くなってしまいました。とりあえず今年の1月に注文しましたが、到着するのは 2月の末になるという。まあ、急ぎではありませんから、それまでに 真空管アンプに関する本などを読んで予習に勤しむことにする。 が、発送が早くなって1月末に発送とのこと。

到着したのは1月30日。ちょっと忙しくて数日は梱包を解くことできず・・・。 持ち上げると重い。10kもあるのだが、真空管アンプとしては軽い方だ。 段ボールは2重になっていて安心感がある。
重い〜

2月に入ってとりあえず中身を出してみる。 大きな緩衝材で守られた本体を取り出す。本体の底蓋をはずすと中から 部品が出てきた。もちろん真空管は別のスペースに入っていて、丁寧に取り出して 保管しておく。テーブルにそれらを並べてみると、なんとも簡単そうに見える。
部品は少ないなあ何十年ぶりに見る真空管

裏側はとみてあれば、入力端子からセレクター部分にかけてはすでに配線済み。 電源スイッチ、スピーカー端子などもすでに取り付け済み。 とうぜんトランス類もがっちりと取り付けられており、保護とシールドを兼ねた カバーで覆われている(上の写真参照)。
基盤があるので楽勝?

その基盤を取り出して裏返してみると、ジャンパー線、真空管のソケットも すでに取り付け済みだった。そこまでしてあるのはたぶんこの辺のハンダ付けなどが一番のトラブルが 起こりやすいためだろう。
基盤を眺める

19ページにもおよぶ組み立てマニュアルを見ると、まずは予備ハンダをされたハトメ部分の ハンダを取り去るようにと書かれている。このハトメに配線をするために穴を確保するためであるが、 今回の加工で一番めんどくさかった箇所だったかもしれない。
ハトメ部分のハンダ除去作業終了!

前もってよーくマニュアルを読めばよかったが、実はこのハトメ部分には表からと裏からと 両方から線を入れてハンダする箇所もあるのだった。それを知らずに裏からきれいにハンダして、 その後、表からも線を通すと知った時は後の祭り。非常にやりにくかった。 対応策としては、この穴を貫通する端子を取り付けることだ。すれば、裏のハンダの後に 表からのハンダ付けも簡単となるはず。

その4へつづく・・・。




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