所在地:三木市 三木から吉川に向かう県道沿い(正確には県道より ちょっと上)、山陽自動車道の下をくぐる付近にあります。
文化八年未ノ七月七日のこと、ある男に(この男は地蔵尊の徳を得て 病人などをさすって 治したそうだ)夢の中で『このはいぶん坂の水呑の上に地蔵一体を建立するならば 諸全たすけ又はあの水を一口づつ頂き申す者は 其の日の悪事災難をのがれさせ・・・・ 汝早く建立いたすなり』とお告げをした。そのお告げによってこの地蔵尊は造られたと言います。 ![]() 写真ではわかりにくいがたしかに左下の所から水がチョロチョロとではあるが 湧いている。この水を飲めばその日一日無事に過ごせるとは言いながら ちょっと飲めそうな雰囲気はなかった。 ![]() この勧進帳(文化十二年)の文章からすると、この石仏は文化八(1811年)のものと 想像できます。今は簡素な雰囲気ですが当時は絵馬、のぼり、ぞうりにわらじ等の 寄進でにぎわったそうです。 表紙にもどる |