藪田六地蔵

所在地:姫路市藪田

播但自動車道の砥堀インター出口の近くにあります。 満開を過ぎて散り始めたとはいえ、ピンクに染まったさるすべりの木は遠目からも 目立ちます。そのさるすべりの木の下をふとみると、こんどは真っ赤な前垂れをした 六地蔵を発見。

六地蔵といえば、どうしても墓地にあるのが普通ですが、台座の上に小砂利を敷き詰めて きれいに並べられている六地蔵。離れた所に墓地があることはありますが、 ここだけ妙に浮いた空間になっています。


右横にはコンクリート製の祠があって大きな地蔵が一体祀られている。 その台座には『享保十一年 丙牛(1726年)・・・・』となっているのが、 肝心の地蔵像は現代の造りでまだ10年も経っていないようなものである。 ここに載せるほどの価値はないのでカットしています。 元の石仏は崩れて壊れたのでしょうか?


さるすべりは百日紅と書くそうです。花の咲いている時期が長いからだそうですが、 そのユーモラスな呼び名とは違って色気のある名前です。 海中を漂うあめふらしのようにも見える花の形です。ちょっとアップで撮してみました。

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