ツノ出し如来

所在地:京都府天田郡夜久野町
国道9号線から(信号は無かったと思う)高内の三叉路を北に入った府道沿い。 まず目にはいるのは『大油子玄武岩』規模は小さいが規則正しい節理が間近に眺められる。

その先の『ひろせばし』のたもとにこの祠がある。車だと見逃してしまいそうなほど 小さなほこら。その中には自然の石の形をそのままに、一体の石仏が彫られている。 一見してその奇異な姿に驚く。周囲に人家もないので人に聞くこともできない。

「鬼如来」と名付けたら怒られそうなので、「ツノ出し如来」と命名させていただく。 ご覧のように表面はすっかり摩耗しているので表情はわからない。ただ、胸の前で結ばれた 印は智拳印のように見えるので大日如来かもしれない。しかしなぜツノのような突起がある のでしょう??

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