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所在地：多可郡黒田庄町 黒田庄町の県道２９４沿い。ちょうど日時計の丘キャンプ場への三叉路付近にあります。 
このコンクリの建物はなんだったのか？確認し忘れました。横に赤い鉄の扉があったので 倉庫？だったのかもしれません。正面の格子のお堂の中にも仏像はありますが、 今回の主役は左下にある赤い前垂れのある石柱です。 
タダの石柱と思いきや『六角地蔵』と書かれた板が添えられている。この角度からみると 下半分は円柱、上半分は六角になっていてその六面にはそれぞれ地蔵菩薩座像が彫られている のが確認できる。いわゆる六地蔵です。 『延宝三年創建1675年』とはずいぶんと古い。石柱にはその記述が確認できなかったので なにかの文献に残っているのかもしれない。この六角の形態で思いつくのは石幢だが、どうも それとも違うような雰囲気がある。円柱部分はあんがい地面に埋まっていたのかもしれない。 六角の頭部分は平坦なので石幢と同じように笠があったのかもしれません。 
この建物の横手には石の道標もある。それには『右 たきの あかし 左 やまみち』とあった。 表紙にもどる |