高星山山麓の水くみ場

所在地:神崎郡大河内町


この水くみ場はJR長谷から砥の峰高原へ登っていく県道沿いにあります。もう少し詳細に言いますと 長谷ダム真横にある深山トンネルを抜けて右手にあるお堂がそうです。 写真は旧道で現在は袋小路になっているので駐車場のような感じです。

普通は『○○の水』とか名前が付いているのが普通ですがここは無名です。何度かドライブがてらに 水くみに来たことがありますが、ほとんど人に会ったことがありません。 この上はちょうど高星山ですので『高星の水』ってのはどうでしょう。

右の聖観音は石の色も白くていかにも新しいの興味が湧かない。真ん中は小さな大師像。 左は螺髪姿で何かの如来ということまでは判る。印や持ち物を確認するために 前掛けをめくってみると薬壺を持っていたので薬師如来とわかった。 ほんとうはこの時期(桜から判るように4月でした)は前掛けはめくりたくない。 めくると中から越冬した虫達がぞろぞろと這い出してくるからだ。

名水と薬師如来という組み合わせはいかにもという感じもする。

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