金剛寺の石棺仏

所在地:高砂市阿弥陀町
加古川バイパスの姫路方面に走っていると、加古川西を通過するところ辺で視線を南に 向けると車中から眺めることが出来ます。 赤い前垂れがとても目立ち石棺仏の存在が一目でわかります。

金剛寺というお寺であることがわかり、その境内の斜面を登って小高い丘(全体が 岩で出来ていて、失念しましたが山の名前もあります)に登り詰めます。(途中には88カ所のミニ巡礼路あり )

低いけれどもそのピークからは周囲の山が手に取るように眺められます。 もちろん加古川バイパスもすぐ横を通っています。

その丘の一番高見にあるのがこの石棺仏。手前の手水鉢?も石棺で出来ています。


阿弥陀三尊です。中央の阿弥陀如来は施無畏、与願の印であるが、施無畏の 右腕がちょっと変な感じなのです。これは実物を見てください。 (後日調べたところでは、これは錫杖のようです。地蔵と同一視するためのものらしいです)

石棺仏それには銘はありませんでしたが、隣の五輪塔には『明暦二丙申歳(1656)』と ありました。

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