宝積院の石仏

所在地:夢前町三枝草
この宝積院は私のHPではたびたび登場するお寺です。 薬師の峯の登山口調査の際にも訪れました。その時に見つけたのがこの石仏群です。
宝積院のきれいな境内本堂の西にまわると・・・
お寺の由来等は省略させていただきますが、本堂の西に回り込むとそこには 40体ほどの石仏が2列に安置されています。たぶんどこかにあったものを ここに集められたのではないでしょうか。というのも番号が振られている石仏もあり 100番以上の番号もあることから相当数の石仏があったと思われるからです。

その中にあったのが三十三観音と思われる数体の観音像。三十三という数字は観音を語る際には 重要な数字です。観世音菩薩は人々の多種多様な願望に応えるために三十三の姿に変化して 対応すると言われています。その三十三に変化した様を現したのが三十三観音です。
岩戸観音????

ちなみに和歌山の一番札所の青岸渡寺からはじまる三十三の観音霊場はこの三十三観音とは 意味が違います。つまり三十三カ所の観音霊場という意味で、三十三種類の観音 ということではありません。


合掌観音滝見観音持経観音




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