2012年の9月に新車を購入したこともあり(それまではホンダCR−Vを3台乗り継いでいた)
ちょっとオーディオにも手を入れてみようかと思い立つ。
当然のことながらお金と手間を掛けないお手軽なチューンである。
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カロッツェリアTS-W200 | ソニーxm-3520 |
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私の手元には 20年ほど前のカロッツェリアの20cmウーハーが2発とソニーのアンプがあるので それを活用しよう。 まずは車のどこにウーハーを設置するかだ。
車はホンダのフリードスパイク、ハイブリッド。 リアハッチを開けるとこんな感じだ。後部座席を前に倒すとフルフラットになるので アウトドアが趣味な人には使いやすいかもしれない。 さらに、この矢印の部分を取り去ると・・・。
なんとも中途半端な空間が出現だ。昔ならここにスペアタイヤが収められるはず。
ところが最近の車にはスペアタイヤが無いのだ。パンクしたらどうするか心配になるのは私だけのようで
一般の人はタイヤはパンクしないものと信じているらしい。
スペアタイヤが無いのならもうちょっと容積があってもよさそうだが、たぶんこの下には ハイブリッド用の電池があるのだろう。それで、このような使い道のない容積になっていると思われる。 (ちなみにテンパータイヤならこのスペースでもぎりぎり収まりそうだ) さて、話は戻るが、サブウーハーのエンクロージャーを作ると荷台のスペースが削られてしまい、MTBが 載せにくくなる。そこで、この中途半端な空間をスピーカーボックスの代わりにするというアイデアが浮かんだ。 前述のウーハーのサイズをもとにバッフルの図面を書く。昔ならラワン合板を買って自分で裁断・・・と いうところだが、そんなめんどくさいことをする気力も体力もない。幸いネットでそういうことをすべて やってくれる所があるのでそれを利用。
今はMDFという板があるそうで(どういう板かは各自勝手に調べてください)今回はそれを使用。
厚み、そり、などの精度は出やすいのだが釘とかねじが効きにくいのが欠点。
その板が到着して、さてスピーカーを組み込もうとして気がついた。
肝心のウーハーのエッジが20年という経年劣化でボロボロになっていたのだ(保護の金網で気がつかなかった)。
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カロッツェリアTS-W2010 | 裏側はこんなふう |
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話は一気に振り出しに戻る。ウーハーは使えない。このままあきらめれば板の代金はドブに 捨てたようなもの。新たにウーハーを買えば、当初考えていたお金を使わない・・・というコンセプトに反する。 新品のウーハーを買ったとしてもサイズとかねじ穴の位置が違うと思われるので、もしそうだったら板も 使えないことになり、まさに踏んだり蹴ったり状態だ。
結局は上の写真でわかるとおり、新しいウーハーを買ってしまったのだ。
当然ながらモデルチェンジしているので旧タイプはもうない。
口径は20cmを選択したのでバッフルの穴は問題なく利用できる。
しかし予想どおりねじ穴は合わなかった。
エポキシ樹脂でその穴を塞いで(写真の矢印)新しい穴をあけてウーハーを固定。なんとか格好はついた。
バッフル板が二重になっているのはスピーカーを落とし込んでバッフル面から飛び出ないようにするためだ。 さて、この後は車に実装、そしてアンプとの配線が待っているが、アンプのマニュアルは無いし、配線が出来ても果たして アンプが完動するのかさえもわからない・・・。 とりあえず実装編へ続く。 |