オーディオ用PC(ハード製作)その2

昨日の続きだ。ケースにマザーボード(以下MB)に取り付けは完了した。次は電源を取り付ける。 それはMBの真上に付くようになっている。300wと言いながらそれはとても小さい。 普通、電源だけで1万円ぐらいは軽くするのに、こいつはケース込みで6000円弱だ。 ほんとに大丈夫なんか?
電源を取り付ける

電源からMBへのコネクターはメインの24ピンと12vの4ピンの2本だけと これまた超簡単。
電源関係のコネクターも取り付けたし

あとはフロントパネルから出ているコード類(USB、電源SW、リセットSW、LED点灯2種類、 オーディオ端子)などを接続。これらは極性があるのでMBに付属している冊子を確認すべし。
SSDを3.5インチアダプターに取り付けそれをDVDドライブの下に取る付け

今回の起動ドライブはSSDを使う。こいつにはOSだけを入れてアプリとかデーターはもう一基増設する HDDに入れるという計画です。SSDは本などでも起動がおそろしく速くなるとか、HDDと違って動くところがないので 安定しているとか、すこぶる心が動かされるアイテムなのだ。

手に取ってみるととにかく薄いし小さく感じる。これの300Gなどは5万円ほどもするが、今回はOSだけに利用するので 64Gを選択。これだと1万円を切る。それを3.5インチのアダプターに取り付けて DVDドライブの下部に取り付ける。

DVDドライブはCDのリッピングには不可欠なアイテムなのでもうちょっと考えて買えばよかったと後で後悔したのだが、 ついバルク品に手を伸ばしてしまった。いちおうパイオニア製(DVR-217)だし、バルクにしては結構な値段だと自分に言い聞かせる。

ケースにドライブとSSDを取り付ける

このDVDドライブと起動用SSDの一体ものは矢印の箇所に滑り込ませると簡単にケースに 装着できるようになっている。
HDDもアダプター金具に取り付けそれを裏返してDVDドライブの下に取る付け

増設のHDDはこれまた金具に取り付けて、それをSSDの下にある溝に滑り込ませると これまたすんなりと装着出来る。とかく小型ケースは部品やら、コードの取り回しが ややこしいと聞くが、これはまったく問題なく簡単だった。
SATAケーブルを取り付ける

SSD、HDD、DVDの3つのドライブはSATA(SeialATA)ケーブルでMBと接続する。 SeialATAはどこに刺しても良いと言われているが今回は違う。 MBにある青いSATA端子は従来の3Gbpsだが、白いのは倍の転送速度6Gbpsがある。

したがって今回のSSDもHDDも転送速度6Gbpsに対応している製品を購入したのは もちろんのこと。

BIOS画面です

メモリの8Gを生かすためにOSはWin7の64bit。当然安くするためにDSP版を 購入。そのOSをインストールする前にBIOS画面で 簡単な設定があるのだが、その画面に驚いた。BIOSというとブルーバックでキーボードの矢印で 操作するもだと思っていたが、今回のはマウスで操作できる最新のものだった。
OSはWin7の64bit

OSも思ったより速くインストール出来て、さてLANを繋いでみたがどうにも接続出来ない。 はて?と思い悩んでいたら、そうや、MBのドライバーを入れてなかったことに気が付いた。 付属のCDですべての項目をインストールをクリックすると あ〜ら不思議(不思議でもなんでもないけど)LANもあっさりと繋がってOSの認識も終了。

PC万年初心者の私でも作ることが出来るほどパソコンは簡単なものになった。 心配していた相性、初期不良も今のところない。 さ〜て、こらからアプリのインストールとカスタマイズだ。

今回のパーツはたったこれだけ

MB:P8H67-I REV 3.0 (ASUSteK)  \12,370
CPU:Core i3 2100T BOX       \10,970
MR:DDR3-1333 4GB*2         \6,980
SSD:64G (Micron)         \9,970
DVD:DVR-217JBK           \4,980
ケース:KT-CUBE-ITX01(KEIAN)      \5,980
HDD:3.5インチ 2T         \6,970
OS:Win7 Home Premium \13,000

トータルで\71,220となった。これが高いか安いかは作った本人の気持ち次第だが、 まあこんなもんではないかと納得しています。この時点でオーディオパソコンとしては かなりのもんだと自負していても、3ヶ月もたてばハード的には過去のスペックとなってしまうのです。



雑記帳表紙へもどる