はじめに:このレポートは国土地理院発行、2万5千分の1 『村雲』を参照していただくようお願いいたします。 2018. 2.18. 日曜日 晴れ 気温 さむい
ここは昔MTB で走ったことがある。当時は峠の名前もわからなかったが新川氏によると その近くに顔の三つある石仏があるのだと言う。そのときも近辺を探してみたのだが 見つけることはできなかった。何を思ったのか8年ぶりにそれを思い出して 探しに行ってみることにする。 |
奥県守集落の片隅に止める | 『A』地点は直進する |
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奥県守の集落の人たちの邪魔にならないような所に止めて9時10分スタート。 うっすらと雪の積もる舗装路から害獣避けのゲートを通過。 『A』地点の左にある橋を渡って行けばすぐに峠だがそれではおもしろくない。 正面の谷を直進してぐるーっと大回りしてみる。 |
最初は良い感じ | 橋がなくなっている |
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最初は良い感じの林道だったがすぐに落ちた橋に遭遇する。ということは、もうだれも この林道を利用していないということか。 |
洞窟??『どんどの釜』と言うらしい | 奥行きはなかった |
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えーーー!洞窟発見。行ってみるとさほど奥行きもない。かといって人工的な感じは無い。 最初はここに何かを祀っていたのかとも思った。というのも天井部分に煤の跡があるからだ。 奥県守の古老に聞いて『どんどの釜』という名前はわかったが何に利用したのかは不明だった。 ひょっとしたらここでどんど焼きをしていたのかな? |
道が怪しくなってきた | 西にある尾根につながる道 |
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道はどんどん怪しくなってくる。地形図では谷が二手に別れるところから支尾根を駆け上がるように なっているが、それらしい明確な道はない。適当に登り切ったところから西の尾根につながる ルートを発見。やがて小倉タワからのルートと合流。ここから道は劇的に?よくなる。 |
MTBもOK? | 静かです。だれもいません |
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鍔市ダムの東にある尾根に乗る。『D』からそのダムに下りるルートがある。 昔は看板がぶら下がっていたのだが今はないので普通のハイカーにはわからないと思う。 |
『F』の大岩を眺めたり | ダム施設を眺めたり |
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さて、『H』の分岐にやってきました。ここは左のルートを取るべしと新川氏から 聞いていて、実際に2010年のときもそちらを走りました。ところが 別途地図を見てもらえばわかりますが右のルートでもグルッと周回できることが 今回わかりました。しかも問題の石仏は右ルートの方が見つけやすかったことが 後ほど判明。
『J』の峠には12時。ここを春日江坂と言っていいかもしれないが、これから行く『M』も『L』も 含めて春日江坂と言えるかも知れない。 |
ようやく発見できました | ご挨拶をします |
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『J』から『M』のルートの入口がちょっとわかりにくい。2010年のときも そこを見落としていたので発見できなかった。入口が見つかればかんたん。 やがて『H』からの道とも合流して周辺の全体図が飲み込めた。
年号とか寄進者などの文字はなかった。峠にふさわしい三面六臂の馬頭観音だ。 摩耗が進んでいるが興福寺の阿修羅像のように三面の表情がそれぞれ微妙に違っているのが 良い感じだ。 ここから里に向かって下っている道が明確にある。どこに下りているのか 興味あり。今年中に歩いてみたい。 |
『K』は峠ではない? | 『L』でUターンする |
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『J』からさらに進んで見る。 地形図では『K』が峠のように記載されているが実際に行ってみると春日江側は道無しで×を 書き込みました。 奥県守側はなんとか下れそうな斜面なので△。登山靴がボロくなっていて水が染みこんでくる。 そのため『L』まで来てUターンする。 |
『J』から下山道の様子 | 『A』まで戻りました |
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再度『J』まで戻ってそこから下山する。けっこう荒れた箇所もある。 右に行ったり、左に曲がったり枝道もあり?なのでショートカットする。 上りに使うとわかりにくい所もある。 下山後、古老にお話を伺うと馬頭観音があることは知らなかったようだ。 子どもの頃に春日江の神社で新嘗祭の行事があり、その帰りに春日江坂を利用して 帰ったことがあるという。ただ、『J』『K』『L』のどれを通過したかは不明ですが・・・。
今回の春日江坂の地図は
こちら(約250k)
でごらんください。 |