岡ノ上三山

はじめに:このレポートは国土地理院発行、2万5千分の1
『但馬竹田』を参照していただくようお願いいたします。

2017. 8.13.  日曜日  晴れ  気温  暑い

宍粟50山に加えて5山が追加されるという。その発表が8月11日の山の日にあった。 で、さっそく13日にそのうちの一つ(表題の山)に登ってみる。TQFさんの娘さんがお盆で帰省しているので 三人で登りましょう。

神河町から坂の辻峠を越えてちょっと下った所から林道峰山線へ入る。そこから登山口までがけっこう遠い。 ここかなあ?と思う三叉路に標識があったので駐車して出発。9時30分。

止められるのは三台ぐらいかな林道から土塁の尾根へ入る

林道を少し行くと右手に入口の標識があった。入ると木陰なので涼しい。 戦時中に軍馬の訓練のために造られた土塁が暁晴山の山頂から続いているようで、何十年もなっているのに その形はほとんど崩れていない。大きな木が土塁上に生えていることからその存在の年月の長さがわかる。
土塁の尾根を行く林道に出て熊ノ原へ向かう

989のピークを下ると林道に出る。そのまま土塁の続きに沿って直進すると出石(ひついし)山に 行けるのだが林道を歩いてまずは熊ノ原へ向かうことにする。
熊ノ原の入口誰が名付けたのか『乙女岩』

『熊ノ原』の標識に導かれて林道を離れる。斜面を登り始めてすぐに現れるのが 『乙女岩』という奇岩。だれが名付けたのか(ほんとは誰か知っているけど・・・)言い得て妙だ。 人と比べるとその大きさもわかるし、今回のハイライトかも?
熊ノ原山頂出石の入口

乙女岩の先に三角点『細畑』がある。ここの標高は1008mで三角点があっても最高地点では無い。 山頂はさらに奥にあって犬ワラビの中に宍粟の標識が立っている。いつも見慣れた標識と違って 赤い文字で『別選』となっているのが特徴だ。標高は1015m。
良い感じで歩けます手水岩

林道を引き返している途中に『出石』の標識が右手にあるので入る。 歩き良い斜面を行くと平たい大岩があった。見ると中央部分が窪んでいて 水がたまっている。そこで『手水岩』と命名。
出石山山頂展望地のプチ藪を行く

出石山の標識は前述の土塁の真上にあった。ここが土塁の終点かどうかは不明。 ここからは暁晴山も見えて空も見えて明るいし、土塁の下にはちょっとした平地もあるので ここがランチ場所にはよかったかも。

この先に展望地があるというのでそこでランチをしようということに。 ところがそこはシダ(わらび?)の藪の先にあり、しかも展望もさほどではない・・・というか、 よほどこの辺の山に詳しくなければどれがどの山かわかる人は少ないでしょう。 座る場所もないので先に進みます。

『岡ノ上』の入口この道は間違いでした

またまた林道に出てちょっと下ると『岡ノ上』の入口がある。入ってすぐに目に入るのが きれいなソマ道。ところがそれは尾根の下をぐるーっと巻くようにある。 TQFさんは途中からそこを離れて山頂へ向かっていく。私とゆりこちゃんは 行ける所までいって行ってみた。すごく良い道だったけど山頂へは向かっていないことが わかったので離れる。
『岡ノ上』の頂上まもなくゴールだが

三角点のある『岡ノ上』でランチ。座っていると見えないが立っているとここからも宍粟の山々が望める。 正規ルートと思われる尾根を歩いて『岡ノ上』入口に戻るがこの尾根のルートは不明瞭で注意が必要だ。 林道に出てからはそれをただ進んでいくと駐車ポイントに戻れる。まもなく駐車ポイントという所からは 真っ正面に暁晴山が近い。ならば登ろうということに。
駐車ポイントに使った三叉路の様子

駐車ポイントに戻ってそのまま反対側の斜面を登っていく。
ここも土塁に沿って登る頂上直下はこんな感じ

こちらの登りは急だ。岡ノ上三山があまりに楽だったのでしんどい。 土塁の通りに登っていくと最後がたいへんだった。途中から迂回して回り込むように山頂へ行くのが正解??
暁晴山山頂頂上直下でスキー場整備

なんだかんだ言ってもここからの眺望がダントツだった。山々もそうだが今日は明石海峡大橋も 肉眼で見えた。中腹にあるホテルの周辺は今年の冬に開設するスキー場整備の真っ最中だった。
林の斜面を下る舗装林道に出た

山頂からは951の鞍部へ下るルートで下山。このルートは黒土で滑りやすいが MTBでは乗れ乗れの良い下り。『L』から記憶にはない舗装林道と出会う。 数年訪れないと舗装林道が出来たり、スキー場になったりと山は急変する。

駐車ポイントには13時半着。

今回の岡ノ上三山の地図は こちら(約130k) でごらんください。


それじゃあみなさんも「山であそぼっ」(^o^)/~~~


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