はじめに:このレポートは国土地理院発行、2万5千分の1 『三朝』、『上斎原』を参照していただくようお願いいたします。 2017. 5. 5. 金曜日 晴れ 気温 ふつう
伯州山は花の山だと聞いていたので、 毎年この時期になると行きたいと思いつつ、気がついたら花の時期を逃してしまっているというのを ここ数年続けていました。そこで今年こそはと待ち構えてやっと実現したという感じです。 ずいぶんと前に人形峠に行ったことがあるのでだいたいの場所は把握してました。同行はTQFさん。 |
すでにたくさんの車が止まってる | 林道を歩く |
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中国道の院庄ICから北上かと思ったら、鳥取道の用瀬から辰巳峠、恩原スキー場を経て 赤和瀬集落へ。谷合いを縫うように進むこっちのほうが面白い道だった。着いてみると登山口の 林道の入口にはすでに車がいっぱいだったのでちょっと引き返して神社の前に駐車。 10時スタート。 |
遊歩道の分岐は直進する | 滝谷コースの名前の由来? |
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谷沿いにある林道を進む。途中に遊歩道分岐があったが道標は直進するようにあったので そのまま進む。あとでわかったが下山はこの遊歩道を利用することになる。 この分岐の先から林道わきにはイワウチワびっしりと咲いていた。
遊歩道は周回コースになっているようで、しばらく林道を進むとその出口とも合流。
いろんな花を愛でつつ進むと小さな滝があった。これがこのコースの名前の由来かな?
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ブナもすごい | 避難小屋に到着。ビニール傘のおばさん |
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花にばかり目を取られていたが気が付くと林道周辺はブナ林だ。いいなあ、いいなあと言いながら 歩いているといつのまにか県境尾根に到着。しっかりと登ったという感じがしないままここまで 来てしまった感じがする。
まったくの空身でコンビニで買ったようなビニール傘だけ持ったおばさんがいた。
普通の服と靴だがけっこう速足で歩いていた。尾根にある小屋で追いついたが話をしてみると
どうやらこの山の常連さんのようだった。つまり散歩程度で登れる山というわけだ。
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頂上 | 三国山はどれ?? |
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小屋の裏手からちょっと登ると頂上だ。11時。広い頂上だった。しかもけっこうな展望もある。 このあいだ登った三平山、脇には三瓶山、大山等々。あら、日本海も見える。東方向にあるのは恩原スキー場の延長にある 三国山かなあ? 予備知識無しに登ったのでラッキーに感じるね。
山頂はちょっと寒いので小屋の近くてランチを済ます。下山コースは傘おばさんから本谷林道コースを
教えてもらったのだが小屋広場から真南に延びている尾根が気になっていた。
するとその尾根からハイカーが歩いてくる。聞いてみると普通に歩けて、しかも
イワカガミの群落があるという。
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良い尾根だ | 実際はもっと咲いている |
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最初はちょっと藪っぽい感じだったが徐々に道は良くなってくる。半分ほど過ぎた頃から イワウチワの群落となる。登りの林道沿いにあったのは満開だったが、どういうわけか 尾根のはほぼ終わりかけだった。これが満開ならさぞすごかっただろう。 |
遊歩道と合流 | どんどん下って、やがて林道へ |
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マイナーなコースかと思いきやソロに続き団体もこの尾根で登ってくる。 我々は下りだがここを登りに使うとけっこうきつそうだ。 やがて遊歩道と合流する。右と左とどちらに下ろうか? この遊歩道も急な階段の箇所があったりして遊んで歩く道とは言えなさそう。
登りに使った林道をテクテク歩いて駐車ポイントには12時40分。
お手軽登山でした。
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イワウチワ | 白いイワウチワ |
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イワナシ | エンレイソウ |
チャルメルソウ | コブシ |
まゆみ | おおかめのき |
今回の伯州山の地図は
こちら(約220k)
でごらんください。 |