那岐山

はじめに:このレポートは国土地理院発行、2万5千分の1
『大背』、『日本原』を参照していただくようお願いいたします。

2009. 8.30.  日曜日  ガス  気温涼しい
OAPさんをはじめとする酒飲み隊が島根の三瓶山に登るという。 前回、四国の三嶺とも無線交信をしたので、今回もどこかの山から 迎え撃つことにする。まあ、この辺なら繋がるだろうということで岡山の那岐山を選ぶ。 同行はTQFさん。ルートは超簡単に岡山側から登ることにする。

2001年にMTBで那岐山 に初挑戦している。8年ぶりに同じルートで周回してみるのも良さそうだ。 ほんとは車が2台あれば稜線を東に下って黒尾峠まで行きたい希望もあった。

黄色のルートで周回する

ナビに従って登山口付近までやってきた。林道の分岐に駐車場があったが それよりさらに上にもあるのでそこまで行く(上の地図の現在地という地点)。 そこは蛇渕の滝入り口もあって6台ほど駐車が出来る。8時55分スタート。
8年前は檜の林だったのに林道と合流してさらに続く

林道を少し上れば右に登山道が現れる。すぐに分岐があってCとBの2コースを選べるが Cを登っていく。8年前は檜の植林帯だったのに、それらは すっかり無くなっていた。記憶とまったく違うのでルートが間違っていたのかと 思ったぐらいだが、記憶にある林道をまたぐ箇所が現れてあはりあのときの道だったと 理解できたぐらいの激変ぶりだ。
山らしい感じとなる大神岩に乗る

その後もしばらく伐採地が続くがやがてしっとりとした山道らしい?山道となる。 汗は出るものの涼しい風が吹いてくるので心地よい。登山口から山頂を見たときガスが 掛かっていたが大神岩から下界を覗いてみるとそのガスのためにほとんど何も見えなかった。
ブナも出てきたがガレ登りとなる

途中で何組かのハイカーとすれ違う。すれ違うということは彼らは早くも下山してきたと いうことだ。その中にはすごい人もいる。70才になろうかという男性は半ズボンに上半身裸で リュックもないまったくの手ぶら状態。つまり那岐山へは単なる散歩という感じだ。 スタスタと駆け下りていった。TQFさんも将来はああなるのだろう。
そしてガスの稜線に出る鳥取の東屋はびしょぬれで利用出来ず

ガスの稜線には10時35分着。鳥取側にある東屋に行ってみたが ガスのためにテーブルもいすもびしょびしょで休める状態ではなかった。 この東屋は床板もぼろぼろで利用するには危険な状態だ。 そのまま三角点ピークを過ぎて那岐山山頂手前にあるコンクリートの 避難小屋を目指す。
コンクリートの避難小屋オカリナおじさんと出会う

この小屋の裏手がもう山頂なのだが、とりあえず小腹が空いているので ここで食事とする。中には先客がいて挨拶をする。ふと胸を見るとオカリナが ぶら下がっているではありませんか。どうやらおじさんもオカリナの愛好家らしい。 うっかりと今日はオカリナを持ってこなかったので競演は出来なかった。(^_^;)
快適な内部天井には蛍光灯もある

二人が出て行くと我々だけになる。小屋の内部はきれいで燃料とか水が自由に使えるように 置かれていた。さらに天井を見ると蛍光灯もある。そのコードをたどると部屋の隅には バッテリーらしきものを納めた箱もあった。案の定外には太陽発電の設備もある。 世の中進んでいるということか。食事をしていると山頂からオカリナの音色で『埴生の宿』 が聞こえてくる。
山頂着鳥取への下山道をパス

山頂でいよいよ無線開始。島根の三瓶山を呼ぶが、それより早く兵庫篠山の西光寺山にいる たぬきさん夫婦と繋がる。その後高松のLWZさん、そして三瓶山の酒飲み隊ともかろうじて 聞き取れる程度に繋がる。これで今日の目的は達成。

登りはCコースと名付けられたコースだったが、下りはAコースで下る。 尾根を東に向かうと鳥取側に降りる東仙コースというのもあった。 それをパスして進んでいくと自然にAコースを下っていることに気が付く。 黒尾峠に向かう稜線上には踏み跡がなかったのか?

林道に降りて右へ道標に従って下ると

どんどん下っていくと林道に出会う。正面を登っていくと菩提寺に至って 駐車場までは長い林道歩きが待っている。8年前は地形図を読んでBコースへの ショートカットを成功させた。するといつからか、そのショートカットコースが 正規のコースになっている。林道を右に折れてその入り口には道標もあった。
橋を渡ってCコースと合流

植林の中の薄い踏み跡だったのが、今ではしっかりした道になっていた。わずかな距離で Bコースと合流する。そこからは右下に谷を見ながら山腹の道を下っていく。 谷と同じ標高になって橋を渡ると今度は登りに使ったCコースと合流。 駐車場には13時20分着。

今回の那岐山の地図は ありません。

それじゃあみなさんも「山であそぼっ」(^o^)/~~~


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