黒岩(オードリーさんからの投稿です)

はじめに:このレポートは国土地理院発行、2万5千分の1
『武田尾』を参照していただくようお願いいたします。

2005. 4月某日
オードリーの日記 〜お散歩登山の巻〜

陽射しも風も暖かな日曜日。外は春の匂いがする。 休日お決まりの主婦業を終えて一段落ついた頃、時計は10時を少し回っていた。 去年は少年野球の追っかけで休日の全てを野球少年と共に過ごした。 今年は、その役割から開放されたというのに、何をしていいのかわからない。 根が横着な私はこのままでは、昼寝をして終ってしまいそう。 先週の休日も一日中、寝てしまった・・・ 要するに出不精なのである。出不精=デブ症・・・(ーー;) このままではせっかくの休日がもったいない。

よし!!お散歩へ行こう>^_^<  お散歩と言えばこの時間からだとあそことあそこ。 さっそく準備をして、と言っても地図も何も必要ない。 デジカメとお茶だけあれば十分楽しめる。 ここ1ヶ月ほど、ひどい花粉症ですっかり体調を崩してしまったので3月の白髪岳以来の山歩きとなる。

行き先は黒岩。地図には名前すら載っていない。

自宅から境野に向かう途中には鳥脇山、検見山の取り付きがある。どちらもMTBで遊ぶには最適で何度も登ったけど、今日もMTBは持っていない。 ここを通り過ぎて、境野へ向かう。

ここを訪れるのは今日で3度目。 全行程2時間あれば楽しめる、お気軽なお散歩登山にはもってこいのコースである。 田舎育ちの私はこんな身近な裏山のような場所が大好きだ。
大好きなスミレの花大好きなたんぽぽミツバツツジ満開

池を過ぎて登山道に入る。 登山道に入ると薄紫のかわいいすみれが咲いてる。 普段の生活では目にすることさえない。 中央尾根と東尾根との分岐を東尾根方面に進み、山頂経由で馬の背を目指す。 あたりはミツバツツジが満開で、山は春らしい色彩で彩られている。
行きは東尾根、帰りは中央尾根を行きます
黒岩山頂山頂から見た麓はすぐそこ

急な登りは少なく迷うような所もない。明瞭な山道を30分ほど歩き、馬の背へ到着。ここは展望がよいといえばよいのだけど、麓の風景がすぐそこに見えて、歩いている人もはっきり見える。山頂と呼ぶには物足りないかもしれない。 でも遮るものは何もなく、明るい空間に春の風が心地よく吹いている。 この暖かな春の風と陽射しを楽しむためだけにここに来たようなものだ。 日常を忘れ、過去の思い出に浸ってみたり、未来を夢見て空想の世界に入ることもできる。 ポカポカした天気の下でのんびり時間を過ごす。 お昼を回ると風が少し冷たくなってきた。そろそろ日常に戻る時間が来たようだ。 中央尾根を下って、分岐からは来た道を下山する。あっという間に保与谷池に下りてきた。 MTBで楽しむには別の下山ルートもあるし、今日辿ったルートの他にも楽しそうな山道がたくさんあった
馬の背、MTBはちょっと怖い物思いにふける

ちょっとした散歩と気分転換にはちょうどいい山歩きでした。 でも夏は不向きです。

実は昔、MTBで走ってました



それじゃあみなさんも「山であそぼっ」(^o^)/~~~


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