よばりこき地蔵

所在地:加西市北条町


北条町小谷にある『よばりこき地蔵』をご紹介します。ちょっと判りにくい所にありますが、 以前道に迷ったときに入り込んだ小道にお堂と共に看板がありました。『小谷石仏』と 書かれていて説明もありますので下記をお読み下さい。

高さ1.71m、幅1.10mの家型石棺蓋石の内側に阿弥陀座像と6体の菩薩像を 厚肉彫りしたこの石仏は、高室石製で、一名「よばりこき地蔵」といわれ、 子供の夜尿症やよだれたらしの平癒祈願の参拝者が多いことで知られています。
破損摩滅が目立つが全体の構図や、彫刻の手法はすぐれたもので、よく鎌倉期の 作風を留めており、造立年代は康永4年(西暦1345年)で近年水道敷設工事の 際に発掘されたものです。

前回の腰折地蔵よりもずいぶんと立派なお堂に収められている。しかし格子戸が開けられなかったので しかたなく格子からレンズを突っ込んで撮影したのでこのアングルしか撮れなかった。 手向けの花はあるので町内の人は気楽に開け閉めしてお参りが出来るのでしょう。 『よばりこき』だなんて、ちょっと品が無い名前ですが、それにしても加西の人達は 夜尿症の人が多いのでしょうか?女性を見てよだれが止まらない人も是非お参り下さい。

それにしてもよばりこき地蔵という名称からわかるように、阿弥陀如来を地蔵菩薩と勘違いされる なんて可哀想。

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