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所在地：加西市 加西市と八千代町を結ぶ遠坂峠にあります。 
遠坂峠は全線舗装路です。写真で向こうに見えている標識は『八千代町』と 書かれています。ようするにここが峠です。しかし石仏は・・・どこ？ 実は黄色の矢印方向にあります。 
なぜだかわかりませんが道路からちょっと斜面を登ったところに こんな東屋があるのです。そしてこの東屋の向こうに小さく見えているのが 石仏です。拡幅舗装以前の峠道はこの東屋の前を通っていたのでしょうか？ ここからは下の舗装路がチラッと見えるだけです。 
前垂れをちょっと移動して身体が見えるようにしています。印でわかるように これは大日如来です。年代などの銘はありませんでしたが、舟形光背の右手に 『大日』、左手に『如来』と彫られているのがおわかりでしょうか。 東屋も比較的新しいものですが、存在意味がまったくの謎です。 残念ながら落書きだらけで座る気にもなりません。その落書きの中に 「H12.5.14 柿木田三角点より下りて ○○○・・」と、落書きがあった。 落書きという点では、他にある卑猥な落書きとなんら変わりがないのを 本人は気づいているのだろうか？同じ山を登る人間として軽蔑します。 表紙にもどる |