笹部の庚申塔 二基

所在地:川西市笹部

MTBで山下古道を走り回った際に見つけました。235mピークから真南のルートを ダウンヒルした所にお堂があります。その中には三つの石造物が。正面は板碑型の小さな 仏様。左は舟形光背の地蔵菩薩。右がその庚申塔です。じっくり見ることが出来ずに 写真撮影のみとなった。残念ながら後で写真を見ただけでは年号の確認は出来なかった。

とにかく庚申塔は民間信仰のために様々な種類がある。以前ご紹介したような、リアルで アイテム満載の青面金剛像があったり、今回のように超シンプルな石塔もある。 太陽と月、その下には梵字(ウーン)、青面金剛とある。
もう一体は平野神社の竹藪の中にある。先ほどの庚申塔と違ってここにはお詣りの形跡はない。 この石塔ずいぶんと厚みがあるのにお気づきだろうか。

太陽と月、奉請 青面金剛、蓮華が彫られている。右には貞享二丑(1685年)、 左は夷則(7月)二葉(2日??)とあった。

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