中津石仏

所在地:加古川市加古川町中津

中津の新興住宅地の中にあります。この裏手は水道施設、そして 加古川の堰堤となっています。さらに水管橋がありますので、それらを目印に探し出してみて ください。昔はこの前に桜並木があったのですが、残念なことにいつの間にか無くなっています。

横の看板を書き写してみました。
この石仏は、石棺材に彫られた石仏と思われる。風化が激しく像容も定かではないが、 阿弥陀如来座像を刻んだものであろう。河の増水により、風化がいっそう進んだものと 思われる。造られた年代も室町時代中期までと考えられる。なお、横の頭が、三角帽子で 下に二段の切り込みがある板碑も、相当古いものと思われ、おそらく室町中期以前の 造立と考えられる。平成二年六月  加古川市教育委員会


風化というよりも人為的に削られたのではないだろうか?そう思わせるほど、顔の部分は 摩耗している。横の石柱が板碑である。


横手にもいくつかの石仏がある。板碑もあるが、こちらのほうが姿がハッキリと残っている。

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