宮前石仏

所在地:加古川市志方町

どこかに石仏はないものか?と何気なくここを通ったら まさしくビンゴ!見つけてしまいました。我ながら恐ろしいほどの嗅覚です。 場所は志方町宮前にある真福寺と宮前公民館に挟まれたように建っているお堂が目印。

お堂の道路側に石棺が見える。奥のこんもりとした小山は宮山と言い、頂上までハイキング 道が続いています。山麓に見えている屋根は八幡神社です。
お堂に近づいてみると、まったく加工されていない石棺と陽刻の仏像が彫られた石棺、 小さな五輪塔がある。

説明文にはこうある。この石仏は家型石棺の蓋に、座像の阿弥陀如来を刻んだものです。銘がない のでいつ造られたものかはっきりしませんが、南北朝時代初期に造られたものと思われます。 高さ 130センチ、 幅 77センチ、厚さ 40センチ、 像高 37センチ。

未加工の石棺はこうある。この石棺は組み合わせ式石棺の底石です。高さ 170センチ、  幅 95センチ、 厚さ 28センチ。

ちなみにお堂内にも石仏が祀られており、阿弥陀如来立像であった。

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