所在地:加古川市野口町 細い路地を自転車で走っていると、車では見つけられないような石仏と逢うことが出来ます。 ここは細い車道なので車でも来れますが、ほとんど通ることのない所でした。 民家の軒下にあって、近くには四つ辻があります。いわゆる辻の六地蔵です。 材質は言わずと知れた竜山石。光背の裏にもどこにも銘はなかったので、 製作年はわかりません。見た感じは江戸末期ぐらいでしょうか・・・・。 |
表面はずいぶんと荒れています。表情などは全く判らないほどですが
、彫りが深いためか持物ははっきりと残っているのがこの六地蔵の特徴です。
特に、向かって右半分の三体が持っている風になびく幡、天蓋、錫杖はきれいだ。
一番左の前垂れをめくってみると合掌印、つぎのは宝珠?、つぎは未敷蓮華?だと思います。
六地蔵の持物は地域、時代によって様々なので見比べるのも面白いでしょう。 表紙にもどる |