河本の青面金剛

所在地:出石郡但東町
西谷の青面金剛より距離にして500mほどしか 離れていません。バス停『河本』の真横にあります。

トタン製のバス停横には大きな石灯籠。さらにその横にみすぼらしいトタン屋根の 祠がある。この中に青面金剛が納められている。この付近から但東町の中心部にかけて ある青面金剛はとにかくでかい。まるで村々で競い合うように個性豊かで大きな 青面金剛が祀られている。「うちの青面様はどうや!めちゃ、怖い顔やろ!」とでも 言いたげなよう。

その中でもこの青面金剛は但東町の指定文化財になっている。横にそれを示す 標識があった。それには寛政九年(1797)と書かれている。高さは優に2.5m以上 あると思う。


うっすらと彩色が残っているのがおわかりでしょうか。火炎の光背にその赤色が 残っている。足下の邪鬼とか三猿は摩耗で見えにくくなっています。


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