観音寺山で出会った石仏

所在地:氷上郡市島町・福知山市
観音寺山の レポートと共にお読みいただければわかりやすいかと思います。

登り始めた林道終点にあった不動明王の石仏。後ろの大岩も苔むしていて 不動にぴったりのシュチュエーション。横にはきれいな流れもある。 胴長短足で、幼児のようにプクプクと柔らかそうな腕と足をしている。 口をへの字に結んではいるが、ちょっと漫画チックな表情がかわいい。


岩妻峠の石室に安置された地蔵菩薩。顔の一部と胴体の部分だけ乾いていて、 他はうっすらと濡れている。四分の一ほど埋もれているが、向かって右には 『すぐをうち』左には『すぐまえ□』と彫られている。(氷上のたぬきさんが後日この 石仏を見に来られて、そのレポートより拝借)

をうちは福知山市大内、まえ□は市島町の前地だと思われます。 ひらがなも読みやすい現在のそれだし、彫りも緻密で表面も荒れていない。 案外近代のものかもしれません。

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