神木の石仏

所在地:加古川市平荘町神木

ここも偶然に見つけましたが、権現ダムの南、 喫茶BASSから神木に向かう県道の一番高い所にある。

車の停めにくい所であったが、なんとか停めてそこへ行くと、こじんまりとした 空き地の正面にそれはある。両側は桜の木だったので春にはうつくしい風景が 楽しめるだろう。入り口に案内板があるが文字が良く見えなくなっている。 それにはここは『神木構居址』書かれており、播磨鑑うんぬんとある。 そうとう歴史のある場所のようだ。



さらに近づくと中央の石棺仏の向かって右側に自然石。これには阿弥陀三尊の種子仏が 彫られている。左側は五輪塔。

形のしっかりした石棺。高さは170cmをかるく超える。 右に『一結衆十六人』左に『大願衆法蓮』とある。中央には線刻ののようにも見える 薄彫りの蓮華に結跏趺坐する厚肉彫りの阿弥陀如来座像がある。場所が近いからかもしれないが 見土呂の石仏と表情が似ている。

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