銀山街道の石仏その4

所在地:朝来郡生野町
銀山湖を過ぎて黒川の集落へ向かう途中。左手はまだ湖が続いており、 ウネウネと道はターンを繰り返している。
きっとダム湖が出来る前はもっと下の方に道があり、湖に沈む前の上生野の村中にあったと思います。 現在はその湖面よりはるか上の曲がり道の先端にあるコンクリートの法面の上部に注目。

『南無阿弥陀仏』と彫られた大きな石柱の横に小さな石仏が二体祀られている。

『志願中 寛政六寅(1794年)七月』とあるのは地蔵菩薩立像

『文化十癸酉(1813年) 大日如来 當村中』と刻まれている智拳印の大日如来。 どちらも直射日光にさらされているので今後の傷む加速が早くなるのではと危惧する。

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