堂山の六地蔵

所在地:加古川市志方町

志方町の志方城山の南にある広尾東バス停の横です。

地蔵堂があります。格子の奥は真っ暗でなにも見えません。近くで野良仕事のおじさんが 「開けて見てもええで」というので、さっそく覗いてみました。三体の舟形光背の石仏があります。 どれも地蔵菩薩でしたが、真ん中のそれは胴体から下部分がありませんでした。文字が彫られていた としても真っ暗でわかりません。

問題の六地蔵は写真の赤矢印の所にあります。

加古川市教育委員会の立て札がある。『この石棺仏は、上下二段に深く彫られた六つの 舟形光背の中に六地蔵が浮き彫りになっています。素朴、稚拙であるが、よく保存され、 蓮台や胸の辺りの線が美しい。左下に一女人の像が刻まれているが、石仏の施主でしょう。 室町時代後期のものとおもわれます』

せっかくこれだけ立派なものなんですから地蔵堂に安置するほうが、保存状態がより良いと 思うのですが・・・・・。



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