はじめに:このレポートは国土地理院発行、2万5千分の1 『福知山西部』を参照していただくようお願いいたします。 2010. 3. 5. 金曜日 曇り 気温寒い
週末の土日が雨だというのでなんとか金曜日に山に登れる都合をつける。その金曜日も 寒さが戻って寒がりの私にはつらい朝だった。快晴とは言えないが濡れずに歩けそうなだけでもありがたいと思わねば・・・。 どこの山にするかと言えば、ちょっと見たいものがあって、福知山と青垣町との境界(中央分水嶺でもある)に 位置する烏帽子山だ。今日は、 7年前に登ったコースの短縮版なので、そのレポート 烏帽子山〜高畑山 を見てもらった方がいいかもしれません。 |
![]() |
![]() |
役行者の石碑前に駐車 | おばちゃんのように優しい顔 |
---|
役行者の石碑前に手頃なスペースがあるのでそこに駐車する。 その石碑には役行者の文字が大きくあって、横には『烏帽子山』、『是ヨリ拾八町』とわざわざ山名と距離が 明記されている。ということは烏帽子山を行場として、そのどこかで行とか護摩炊きなどをしていたという 想像もできそうだ。 荒々しい修験とは裏腹に役行者は優しい顔をしていた。10時20分スタート。 |
![]() |
![]() |
道はしっかりとしている | 尾根に出ると開放感がある |
---|
谷を詰めて尾根に登るのだが、その途中には謎の平坦地がある。すごく広いのだが、現在は 暗い植林帯になっていて、耕作地だったのか、建物があったのかは今となってはわからない。 ただ、暗くて気味の悪い所なのだがよりによってそこを通過中に突然人の声が聞こえてきた。 立ち止まって固まっていると、なんと単独ハイカーがラジオを鳴らしながら登ってきていた。 こちらも驚いたが、その人も平日のこんな山に人がいるとは思っていなかっただろう。 |
![]() |
![]() |
312越しに福知山の市街が見える | ガスで夜久野のピークが隠れている |
---|
尾根に出ると、先ほどとはうってかわって開放的で明るい。徐々に高度を上げていき、 はじめは東方向に、やがて北方向にも展望が楽しめる。それらを楽しんでいるとラジオのハイカーに 追いつかれて抜き去られる。 |
![]() |
![]() |
2カ所の『馬落とし』を経て | ガスの頂上に着 |
---|
気温が高いのか、ずいぶんと暑くて半袖で登っていたのだが、さすがに頂上は寒い。11時50分。 頂上でうろうろしているとラジオおじさんは下山していった。ピストンで下山してしまうと あまりにもあっけない山になってしまうのでもったいないと思うは私だけか。
ここからだと梨木峠に下るか、切り開きルートのある471へ向かって見るのもおもしろそうだ。
ただし今回は7年前と同じく477からゆずり峠で下山するつもりだ。
簡単な食事を終えて12時20分下山開始。
|
![]() |
![]() |
曲輪跡から下る | 尾根(分水嶺)は歩きよい |
---|
北方向へ分水嶺をたどる下山ルートは明確で歩きよい。その鞍部からは下戸への 下山分岐もある。それを無視して477ピークへ登り返す。ここもガスで真っ白だ。 ここよりは分水嶺を離れてゆずり峠へと下っていく。 |
![]() |
![]() |
下りなのでどんどん進める | ゆずり峠に着 |
---|
ゆずり峠には13時35分着。下り基調なのでゆっくり歩いているつもりでもあっというまだ。 前回はそれで時間をもてあまして、これより東にある高畑山まで行ったのだと思う。 そのときは電柱のあったこの峠だったが、今は撤去されていた。 たぶん下にあるトンネルにその役が回ったのだろう。 |
![]() |
![]() |
トンネル横に出る |
---|
地形図と違って最終的にはトンネルの横に出てくる。このゆずりトンネルができたおかげで 袋小路だった小牧から楽勝で9号線に出ることができるようになった。 そのため車の通行も多いように感じる。駐車ポイントには14時10分着。 |
![]() |
![]() |
イボタノキ? | 胞子が出てるのかわる? |
---|---|
![]() |
![]() |
きつね穴 | ふきのとう |
今回の烏帽子山は
前回のレポートの地図をごらんください。 |