はじめに:このレポートは国土地理院発行、2万5千分の1 『郷原』を参照していただくようお願いいたします。 2010. 8.22. 日曜日 晴れ時々曇り 気温暑い
矢問さんから何度も「沢に行こう!」と誘われる。こんなに暑ければ沢もいいかな程度に 考えていたのだが、矢問さんがとうとう夢にまで出てきたので 無視しているとそのうちに化けて出てくるかもしれない。とりあえず沢靴だけ準備すれば 良いということなので、さっそくモンベル(沢靴を扱っている三宮店まで出かけた)でゲット。
肝心の沢は私のリクエストで鳥取智頭町の芦津渓谷でお願いする。
とうぜんIRCさんご夫婦も、矢問さんも初めてで、お願いする私もどんな所か
まったくわからない。矢問さんが沢仲間に聞いても知らないというぐらいだから
あんまり良くないのかも・・・。
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トイレのあるスタート地点 | 橋を渡って遊歩道を行く |
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集合場所の大原のコンビニには午前7時。私の山行きでは考えられない時間なので 1時間ほど遅らせてほしいとお願いしたが、矢問さんの熱血オーラで従うほかなかった。 全員そろったところで芦津渓谷へ向かう。三滝ダムを過ぎて、駐車ポイントには7時40分。 頭はまだ寝ているので装備の説明は右の耳から左の耳へ・・・。
普通はできるだけ足元は濡れないようにするのが山歩きの基本なのに、いきなり水にドボンと 浸かるのはなんだか気持ちが悪い。寝ている時にトイレの夢をみて、起きたらおねしょだった。 そんな感覚だ。最初こそ恐る恐るで歩いていたが、ちょっと慣れてズカズカと先頭を歩いていると、 深みでいきなり首まで沈んでしまった。後ろのみんなに笑われる。これが夢ならすごいおねしょだ。 |
なんとも奇妙な感触だ | ここの淵で首まで浸かってしまう |
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矢問さん曰く、初心者はともかく歩くことに気を遣って、写真は撮るべからずとのこと。 今回の写真のほとんどは矢問さんからもらったものです(一部IRCさんからのものもあり)。 私はいつも使っているデジカメが水没すると怖いので、サブ機をジップ付きの袋に入れて使用してみる。 が、予想通りにぼやけた画像ばかりだった。 |
熱血矢問さん | おそるおそる・・・ |
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あまり難所も無く、 沢の左岸側は遊歩道になっているので簡単に巻ける(エスケープできる)のも初心者向けといえる。 が、 矢問さん曰く、水が汚いという。たしかにこの前に行った宍粟の渓流に比べると 透明感はまったくない。臭いもあるというが、そうかなあって感じ。 まあ、これも夢の中だと思えば気にならないのだが。 |
初心者には無理でしょ | ザイルを付けて対岸へ |
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水量が膝下でも流れが速くて川底が滑りやすければ、あっというまに流されるそうだ。 とりあえず向こう岸へ行く必要になったのだが、私がトップをさせられるはめになる。 ここで滑って流されるのも経験と思い、すり足で慎重に行くと案外簡単だった。 腰に結びつけたザイルを岸の木にビレーして後続を待つ。
いくつもの小滝があった。つり橋から順に『薬研の滝』、『石臼の滝』、『小臼の滝』、『滑の滝』、 『下の滝』、そして最後に『二つ滝』とあるのだが、どれがどれだかさっぱりわからない。 そして、つり橋から二つ滝まではわずか2km。私やIRC・DQKさんにとってはちょうど良い距離だが 矢問さんには短すぎるようです。
11時45分『二つ滝』に到着。遊歩道もここで終点で、林道と合流している。 とりあえず食事をする。いつもなら汗びっしょりのはずだが、さすがに止まっていると寒い。 これが沢のなせる技か。
食後、ここから林道へ上がらずにしばらく沢を登ってみる。
さほどおもしろい所も無かったのと、前方上部に林道が見えたのをきっかけに
斜面をよじ登って舗装林道に出た。
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林道にでた | 遊歩道で帰る |
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テクテクと舗装路を歩いていくが、途中から遊歩道に入る。 ほとんど歩いている人もなさそうな感じだ。 13時30分駐車ポイントに到着。これで解散かと思ったら大間違い。 ザイルやらなんやら、小道具を使った熱血指導が始まる。 これって普通ならお金を払って受けるような講習です。あまりにありがたくて 思わず涙が頬を伝うのだった。 あとでわかったのだが、 なんとOAPさんをリーダーとする無線隊が偶然にもすぐ近くの鳴滝山に登っていたらしい。 こっちのほうが涼しいよ〜。
今回の芦津渓谷は
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でごらんください。 |