はじめに:このレポートは国土地理院発行、2万5千分の1 『音水湖』を参照していただくようお願いいたします。 2009. 5.23. 土曜日 晴れ 気温ふつう
午前中に宍粟で用事があったために中途半端な時間になってしまった。
そこで簡単に登れて静かな山ということで三久安山へ車を進める。
最初は音水湖からのルートを考えたが10年ぶりに溝谷のはしごルートを登ってみよう。
林道を上っていき蓮華岩山隧道をくぐり抜ける。展望を楽しみたいのなら
この隧道からのコースがおすすめだ。
2006年の時には隧道の先で林道が崩落していたが、現在は復旧されており問題なく
走ることができた。はしごコースには広いスペースがあるので
そこに車を止めて11時15分スタート。
何百人というハイカーが登ったであろうはしごは今も健在だった。 このはしごが無くなったらどうするのか見物だ。 支尾根の先端にたどり着くとすぐに鎖場(実際はロープ)のある斜面をよじ登る。 この辺りは春にはシャクナゲとトクワカソウが目を楽しませてくれる。
主稜線に乗ると、そこは大きな緑の枝を広げたブナの道となる。
それまで暑かったのがウソのように涼しい。ほおを撫でる風と
熊避け鈴のチリーンという音が心地よい。
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頂上間近 |
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頂上には12時05分。やはりはしごコースは早い。さっそく食事をして
コーヒーを飲み、オカリナでしばし過ごす。
無線をつけると後山のIRC、DQKさん。藤無山のOAPさん。
自宅のMXF、TQFさんたちと繋がる。
素直にはしごコースでピストンのつもりだったがちょっと寄り道をしてしまったために 下山コースを変更する。今まで一度も利用してことにない林道終点コースだ。 寄り道をする手前ではしごコースからやってきた単独男性とすれ違う。
その支尾根に乗って驚いた。荒れ放題に荒れている。 普通、植林が伐採されても地面はそのままのはず。ところが ここは重機で掘り起こされたようになりグズグズの状態だ。
林道終点には14時05分着。そこにはあるはずの登山口標識も無くなっていた。 荒れた支尾根には踏み跡も残っていないし、もうここは利用できるような状況ではない。 駐車ポイントに戻りかけると大きな崖崩れの所と小さく路面の崩れている所があった。 つまり林道終点へは車も人も近づけないような状況だった。
駐車ポイントには14時30分。先ほどの単独男性はピストンで下山したようで ちょうど同じタイミングで戻っていた。 今回の三久安山の地図はありません。 |