駒の尾山

はじめに:このレポートは国土地理院発行、2万5千分の1
『西河内』を参照いただくようお願いいたします。

2009.10. 4.  日曜日  晴れ  気温ふつう

駒の尾頂上から南に下るルートが気になっていたのだが、最近OAPさんが歩かれており、 だいたいの様子がわかった。道も良いらしく、地形図の傾斜からしてMTBで乗れそうだ。 キャンプ場から周回すればショートコースなので単独でも楽に楽しめそう。 さっそく計画の練っているとわーさんが「どっか連れて行け〜」と言う。 B型のわがままおじさんとツーショットかと思ったが、しみけんさんも来るというので わーさんのお守りを頼めそうだ。
後山キャンプ場MTBを担ぐしみけんさん

キャンプ場には3台ほど車が先着していた。舟木山経由で後山、あるいは駒の尾へ縦走するのだろう。 ここからのおすすめはなんといっても 道仙寺奥の院コースから後山へ登るコースだ。修験者の体験ができる貴重なコースである。 今回はMTBなので素直に舟木山コースへ行く。

わーさんとしみけんさんは空身だが、MTBを担ぐ私はどうしても遅れがち。 しみけんさんがMTBを担いでみたいという。最近MTBを購入して今日がその到着予定日だったらしい。 私のはリジッドだが、彼のはフルサスなので重量がちょっと重い。 軽々と担ぐが、これが1kmも登りが続くとかなりへたばるのだ。

谷沿いから支尾根の登りとなる稜線は間近

谷沿いからジグザグに斜面を登り支尾根の先端に到着。ここからまっすぐ一直線に稜線まで 登りがある。これも辛いが先ほどよりも路面がマシなので案外スイスイと登っていける。 そうこうしていると稜線に着。11時30分。
翻訳すると『疲れました』ここからはMTBが主役

標識からちょっと東に向かえば舟木山の頂上だが、わざわざそこへ行っても仕方がないので そのまま駒の尾へ向かう。ほんとは時間にも余裕があるのので後山まで行くことも 可能だったが、早く駒の尾へ行って 岡山の山に登っているOAPさんたちと無線交信をする目的があった。
北に見えるは千種スキー場付近

3m近い笹の壁もうすぐ駒の尾が見える

ここからは二人には申し訳ないがMTBの走りを楽しみたいために先行する。 いつもどおりの縦走路だと思っていたが、所々数カ所の切り開きが作られていて、 そこに立つとけっこうな展望が得られる。 特に、最後の切り開きは駒の尾の全体像が見られる。冬場しか得られない展望だと 思っていたので貴重なものかもね。

縦走路の途中にある 1235.3mの四等三角点もこれまではその姿すら拝んだことがなかったが、切り開きのおかげで 見ることが出来た。 鍋ヶ谷山のピークは登山道の途中といったかんじで、ここが山頂?と思うような所だ。

切り開きから見た駒の尾の全望
頂上手前にはダルガ峰への分岐があり、そこには避難小屋もある。 那岐山にあった避難小屋とまったく同じものだったが、内部にはむこうにあった 太陽電池による照明はなかった。まあ、夜をここで過ごす人もいないだろうしねえ・・・。
頂上でくつろぐB型人間

頂上には12時20分着。ほどなくわーさんとしみけんさんも到着。 食事をして、無線で岡山と鳥取県境にある毛無山にいるOAPさん、TQFさんとも無事に繋がる。 一応これで目的は達成。後はここからの下山がMTBで乗れるかどうかだ。 ストーンサークルの上で寝っ転がってるわーさんはその姿からして、まるでインカ帝国で 石のまな板で首をちょん切られる前の生け贄のようだ。
おっ!乗れるやんガンガン乗れる
13時25分下山開始。最初は日名倉山を見ながらの笹道ダウンヒル。けっこう岩が露出していて ガレ気味だがおもしろく下れる。 その後は雑木帯から植林帯になって急階段なども現れるが、脇の斜面を下ればこれまたおもしろい。 ここの登山道は石で組まれた階段があったりして、どこかの参道のような雰囲気がある。 それらも乗れるので頂上からの乗車率は90%以上だ。最後だけは押しの下りで林道へ降り立つ。14時。
林道に降り立つ

お二人にはここで待ってもらって、私だけMTBでキャンプ場まで帰る。 ほとんど下りなので10分もかからずにキャンプ場に到着。これを歩くのはけっこう しんどいと思うがMTBだと楽チンだ。車で引き返して二人を確保。 お手軽に遊ぶには乗車率も高いし、駒の尾での展望も抜群でおすすめ。

今回の駒の尾山の地図は こちら(約120k) でごらんください。

それじゃあみなさんも「山であそぼっ」(^o^)/~~~


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