白髪岳〜松尾山(オードリーさんからの投稿です)

はじめに:このレポートは国土地理院発行、2万5千分の1
『篠山』を参照していただくようお願いいたします。

2005. 3月某日
『明日、晴れたらお休みしま〜す』
久々に使うフレーズです。1年間マジメに働いて有給休暇が残ったので、遊びに使うことにしました。

今日はかれこれ3年ほど前から計画していた山です。 同僚は、この山に同行したいと3年前にモンベルのトレッキングシューズを新調しましたが、今ではガーデニング作業に履くだけになってしまったとぼやいていますが、初心者の私がさらに初心者の彼女を道連れにするわけにはいかず、今回も単独で行ってまいりました。

『白髪岳〜松尾山』標高722m

一般的な住山〜白髪岳〜松尾山〜住山のコースです。 今日は気温も高く、春爛漫といった感じですが、山の景色はまだ冬のままです。 麓から白髪岳を見上げますが、どれがこれから登る山なのか相変わらずわかりません(^^ゞ たぶん、あれかな・・・(#^.^#)。白髪岳と思われる頂上を目指して進みます。
たぶん白髪岳だと思われる・・・

10:15  住山登山口を出発し林道を登ります。

10:40 東屋に到着。
ここから登山道に入ります。 林道はまだ先へ延びていますが、どこまで続いているのか・・・ いずれ頂上付近まで車で行けるようになるのでしょうか?
東屋のある林道から登山道へどこまでも続く木の階段

ここからしばらく木の階段の登りです。 これが、なかなかどうして手ごわいのです。良かれと思って整備されたのでしょうが、私はこの手の階段は好きではありません。 メインの登山道の他にも斜面のあちこちに木の階段が施されています。 『こんなとこ、どうやってMTB持って登ったの??』頭の中は??だらけです。 頂上への道のりはなかなか厳しく数m歩くたびに立ち止まり、息を整えます。虚空蔵の比ではありません。 頭の中が疲労で”無”になっています。

11:30 展望ベンチ到着。
ここで小休止。水分補給し、生き返ります。展望もなかなかです。 『今日はここまでにしといたろ・・・』と思ったりもしますが、何事も中途半端はいけません(*^^)v 先へ進みます。

その後,急登りになり、岩場の連続。ロープをつたって岩を渡ります。 『へ〜なかなか面白い(^^♪』なんて喜んでいたら、更に強烈な鎖の登りが待っていました。 しばし、ボーゼン・・・(^_^;) よく見ると、隣に巻き道のような踏み跡があります。 オードリーは敢えて、鎖を手に岩をよじ登ります。 登った先は『こ、こ、こわ〜い!!"^_^"』 高所恐怖症の私には地獄のような瞬間!! 立ち上がれません・・・岩場にしがみつき、四つんばいで進みます。 あ〜かっこ悪〜い(^^ゞ 単独でよかった・・・
     
最初の綱渡り これは初級ロープに続くクサリ登りはっきり言って怖いです

しかし、まあ〜・・こんなとこ、どうやってMTBを持って登ったのでしょうか??全く理解できません。
山頂到着前回登った虚空蔵です

12:05 やっと山頂に到着。
山頂は明るく開けていて、見事な360度の大展望です!!今までの疲労が報われる瞬間です。 空は晴天で空気も澄んでいます。思わず嬉しくなり一人ですが、にっこり(#^.^#) 昼食の後、今回は少しオカリナも吹いてみました。 オカリナも山歩きと同じ時間だけご無沙汰だったので、すっかり指使いも忘れてしまいました。 でも単独なので誰にも迷惑はかけません。同行者がいたら、耳障りでおそらく怒ってます(ーー;) 山頂は暖かで、穏やかな時間を過ごしました。
松尾山へは素敵な山道展望のない松尾山山頂

12:40 山頂出発 13:20 松尾山山頂 13:28 仙の岩と歩きます。 頂上から松尾山までの道のりは登りの険しさとは違い、歩きやすいゆったりした山道を楽しめます。 ここならMTBも納得です。

卵塔〜愛宕堂〜阿弥陀堂と下って行く頃には雨が降り出しました。さすがは丹波の山です。 雨で薄暗くなると、不安になってきます。もしかして遭難??なんて思えてくるのです。 位置確認をしても、きっとわからないのでひたすら歩きます。 (地図読めない、方角もわからない 野生の勘を頼りに山を歩いてます。) 『誰か、いてくれたら・・・』そう思う瞬間です。
卵塔 これはお墓?新川さんお勧めの快適なダウンヒル

14:15 茶畑の林道に無事合流しました。

山頂の穏やかな陽射しと明るい空気、雨に濡れた薄暗い山道、どちらも単独は淋しく思えた山歩きでした。

【おまけのコーナー】私の山グッズ紹介します。
今日はオカリナです。
どちらかと言うと自分で吹くより、聴く方が好きなのですが、たま〜に吹いています。 これはオカリナ工房エル・ミガロの和唐さんに作っていただきました。 清らかに澄んだ音色です。
オカリナC管とG管です


それじゃあみなさんも「山であそぼっ」(^o^)/~~~


ホームにもどる