三木 里山&古道


はじめに:このレポートは国土地理院発行、2万5千分の1
『淡河』を参照いただくようお願いいたします。

2004. 1. 3.  土曜日  晴れ  気温ふつう


三木周辺にはゴルフ場があふれかえっていますが、 うまく探し出せば長いシングルトラックの 下りが楽しめます。昔のレポート 三木丘陵 のルートをメインにして他のシングルをうまくつなぎ合わせて周回を完成させました。 全部を走っても良し、途中だけを楽しんでも良し。 取り付きとか分岐とかはできるだけわかりやすく説明したつもりですが・・・。

三木市口吉川町にある蓮花寺の仁王門前がスタートです。 奥に見えている舗装路を登っていきます。 ひょっとしたらこの山門前に来ることが難問かも・・・。

赤の矢印に踏み跡あり。笹を掴みながらよいこらしょっと 登ると、驚くほどきれいなシングルトラックで出ます。

少しだけ登ると地形図にある四叉路に出ます。 一見三叉路のように見えますが右にもヤブの踏み跡あり。 もちろん正面を下っていきます。ふもとの垂穂まで 下りっぱなしで全乗り。実測800mほどですが体感的には もっと距離があるように感じます。

舗装路をリエゾンして第二ステージへ行きましょう。 細川町増田から谷に延びている林道を南下します。 三つ目のため池を過ぎてそのまま行ってしまうとゴルフ場の敷地になるので 進入禁止になっています。 その手前を右に行くと矢印奥におなじみの関電巡視路の真っ赤な看板 『火の用心』があり、プラ階段を登っていきます。

登り切るとそこには南北にすばらしいシングルトラックがあります。 これは『兵庫道』と呼ばれる古道です。まずは南に行ってみましょう。 若干の登り基調ですがもちろん乗車できます。送電線鉄塔下は風もなく日だまりになっているので お昼にはうってつけです。ここは帰路にも通過するのでその時に昼食しました。
ちょうど鉄塔では碍子の交換工事がされようとしています。

続いて二体の道標石仏が現れます。最初の石仏を道に曲がると三角点のある ビューポイント。次の石仏も右に曲がる踏み跡がありますが、そちらは廃道。 ビューポイントには帰路に寄ることにして直進を続けましょう。

気持ちよく下っていくと植え込みが現れる。 この植え込みの左はゴルフ場です。すぐ横ではプレーしている おっさんたちがいました。道もしっかりしているし、ルートは植え込みの外なので 問題はないでしょう。ここもガンガン乗れます。石の道標分岐が現れたら左です。 いきなり断崖になり、その向こうは山陽自動車道。左右に階段がありますが 左の方が降りやすいです。

側道を少し走ると、側道の交差するところにも階段があるので それを登っていきます。一番上まで登るまでにこんどは右に小さな階段があるので それに入りましょう。すぐにシングルトラックが現れます。

こんどは左にゴルフ場を見ながらのシングルトラックです。 ちょっとシダヤブもありますがほとんど乗っていけます。やがて小さなピークに なって右に下れば最初の兵庫道に合流です。石仏分岐に戻ったら 三角点まで行ってみましょう。

石仏から細川町増田までは実測1.9kmありますが、 もちろん全乗りです。ここが今日のハイライトと言って良いでしょう。 鉄塔を過ぎ、巡視路階段分岐を過ぎ、どんどん下っていきましょう。 途中にあった倒木とかは全部取り除きました。

また舗装路に戻って最後のステージへ進みます。 Uターンするように舗装路を戻っていくと『仕出し専門店 いのうえ』という看板があるので そこを左に登っていく。ため池の横にある林道を進むことになる。 ここで雉撃ちのハンターと出会う。 3つ目のため池を過ぎると左手が竹林がある。林道はさらに山道となって直進しているが 左手の竹林を横断する。(直進すると行き止まり)

竹林を横断すると道がある。池を回り込む様に進んでいくと隣の谷には 田圃の跡がある左に道があるのでそれを行く。杭とかわらを収めている小屋を過ぎると 正面の尾根に道が登っている。(このあたりが一番判りにくいので、よ〜く探してください。) 道は明確で下りに使えばこれも乗れる道だった。やがてピークに立つ。左右に道があるが 右が正解。ここから下界までは全乗りです。
今回の三木 里山&古道の地図は こちら(約200k) でごらんください。

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